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またしても詠美さんに、ガツンとやられてしまった。 この本を読んですぐ、頭に浮かんだ言葉が「人種差別」。 とりわけ判りやすい「肌の色」について、対立や抵抗、 IDの確立や主張などがかかれていて、私はすんなりと ストーリーに入っていけた。でも肌の色や文化の違い が人種差別を招くというストーリーではなくて、ソレ を越えた、向こう側の「差別」を私に見せたように感じた。 異文化の存在がほとんど見られない日本にだって、差別 は存在する。だから、アニマルロジックは、身近なスト ーリーともいえると思う。「差別とは何か?」肌の色の 違いだけではない。同じ文化の国にも、同じ肌の色の中 にも差別はカクジツに存在する。ある人が、ある外見の 人を嫌い、ののしること。人の上下関係だって差別行為と 呼べる。でも、その人と人との対立に、お互いの肌の色が かかわってくると、人種差別となる。差別行為は、信念や 観念と深いつながりがある。そしてそれは、個人的判断の レベルの事だから、肌の色が違うとか、異文化で育ったか らだという理由だけが、差別行為の原因にはならないし、 そう呼べるわけではないと思う。 アニマルロジックに、そう知らされた気がした。 なんだか、すごく堅苦しいことばかり書いてしまった けれど、アニマルロジックは、「個人レベルでストーリ ーを見て欲しい。アニマルロジックにある「差別」は、 私たちの身近な所にだってあるじゃん!」と言いたくな るような、人間関係のせつなさを私に与えたから。 ああ、やっぱり詠美さんに、ガツンとやられてしまった。

 

この本に出会ったのは去年。 当時受験生だった私は暇を見つけては読んでました。大学生になってゆっくり読み返した。 どの人種が素晴らしくて、どの人種が劣っているなんて誰が決めたんだろう? そんな馬鹿なことしてあくせくしてるのなんて、人間だけだよ・・・。 そして、あの謎のピッコロ大魔王に似た体内生物がうらやましい・・・・。だって、 ヤスミンとずっとずっと一緒に生きていけたから。 何だかいろいろと考えさせられた作品でした。

 

この本って、本当にいいよね。 夜な夜な読むけど、面白くてなかなか寝付けなくなる。 何回も読んでて、話の展開とかも十分承知の上なんだけど、いつも違った面白さ、驚き、感動をくれるよね。 ほんと、この本大好き!!! 人種のこととか、うちの親の古臭い考え方とか、それに至っちゃった時代背景やら環境、 こんなことも考えちゃう。 なんか、またいろんな考えが浮かんできたな・・・。