熱帯安楽椅子

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しどけなく横たわる女の姿。自堕落という名の快楽。 束縛もある意味、快楽。切ない涙、それもまた快楽。 愛って人それぞれの形に奇妙に歪んでるから 自然体で向き合うことって難しいけど、いとおしい人と 五感を使って愛し合いたい、と思わせてくれる一冊です。 だって気持ちいいことが大好きだし、時間は短いから。

 

一回読んだ時は、あんまりスキじゃないな、と思って、 さっさと読み飛ばして、終わった。 でも、最近、何となく読みたくなってよんで、 どうしてか、今回はすごく丁寧に読んでいます。 最初の部分の文章がとくにステキだなあ、と思って ユックリ味わって読んでいました。 スキじゃなかったのが、どうして今はすごくスキ なのかなあ、と思いながら大事によんでます。

 

初めてバリに行ったあとに、偶然読んだ作品。 彼女がバリを愛してる気持ちがじわっと伝わってくる。 あの島の雰囲気を活字だけでここまで表現できるなんて・・・ せつないです。

 

詠美さんの作品は、匂いを感じるものが多く、頭で読むというよりも、皮膚や心で読む感覚がとても好きです。 これは少し前の作品ですが、最近バリに何度か行って、 以前読んだよりも、ぐっと心にくるようになりました。 なぜって描写が素晴らしいからです。 とても細かいところにまで、心が感じていて、それを 言葉にしているところが、すごいです。 (これは、すべての作品に共通しますけど…) 読むだけで切なくなり、涙が出るようになってしまいました。バリに行ったら、ぜひおためしあれ!

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