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2001.6.5 / 13:14:05

私は 草木の笑いが大好き。私の無意識や本能はああゆう恋愛を望んでる Mなのかな、、

 

読み終わったときの、あの違和感が気になりました。 よくよく、読み返したり、考えているうちに作中に性別 というものがない、という感じがしてきました。ジェンダー のほうの性別が。数えてみると12の短編のうちに主人公 ヒロインの割合ははぼ半分。山田詠美自身も男・女の区別で 人を分けているのではないのでは?と思うようになりました。 それが、違和感の原因だと思います。短編なかにホモセクシャル がモチーフになっているものがありましたが、それについても ホモセクシャルというセンセーショナルな印象を与え得るものを 前面に押し出すことはせず、ほかの短編同様、陶酔感を描いているため きたならしさを感じることがなかった

 

『声の血』が好き。 ぼやけた感じがたまらない。(?)

 

「顔色の悪い魚」、すごく泣けました。大事な人を失ったあと、どうして いいのかわからない、主人公の切なさ、今自分が一人でいるなんて思いたくない、そんな気持ちがとても悲しかった。

 

色の世界を小説に、しかも短篇集というのがすごい。 やっぱり詠美さんって天才だなと思いながら読みました。

 

「病室の皮」が好きです。なぜかというと、主人公があたしに似てるから。

 

こんなに鮮明に色を思い浮かべる、いや 心に色が広がってゆく感じ、 この衝撃はとても忘れられません。とても大切な一冊です。

 

あたしは『声の血』が大好きだ。 なにか思いも寄らないことが起きてしまったので…。 おちのある、でもAMYのはいきなりガツンとくるタイプのものだ。 なんともいえず今風にいうと超好きなのである。

 

巻頭の「日差しの刺青」が大好き。ずっしりと重くクる感じ。 男の人の愚かな可愛さを初めて知ったとき、すぐにこれをめくって読み返した。 楽しむ余裕があったはずの関係なのに、 いつのまにか自分すら見失いそうになることって、本当にあるから、 この主人公の女性が、彼の赤ちゃんを眺めながら抱かれるシーンは、 すごくくらくらした。 最後の、街で見かけた彼が抜け殻のような顔をしていたのがせつなかった。 自分の人生なのに、思い通りにいかないし、 彼の場合、思い通りに主人公の女性を手にいれても、 幸せになれたかというと、きっとそうじゃないだろうなあってところも、 やたらとせつない。

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