ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー

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2001.5.16 / 13:11:30 / けい / female

今から8年前、18才の時に手にとった本だった。
昔から読書は好きだったけれど、当時は「早く大人になりたい…!」って背伸びばかりしてて。
だから詠美さんの本も、恋愛のバイブルになれば…
くらいの軽い気持ちで。
見事に裏切られました。 嬉しい裏切り。
男と女のお話で。 一見みんなクールで。
でも、はからずも。情熱、嫉妬、束縛、落胆、失望、を。
味わってしまう。そんな時は、それぞれの主人公が無防備で、とってもか弱く見える。
でも、一旦始まってしまった恋は、行き着く所まで行くしかない…。
人に恋して、人を愛した時の「痛み」が凝縮されている小説だと思う。

 

何度読み直しても大好きです。 Precious,Preciousが昔の自分みたいで…。 男が女を愛する時も、黒い夜も、とにかくここに登場する人物のいとおしいこと! FreakShowも大好きだけど、純文学っぽい「色彩の息子」も好きだ〜! ほんと、こんな恋愛できるいい女になりたいよ〜といつもおもってます。

 

「黒い夜」を見て、涙が堪えられなくなった。 ヒトを好きになる事の複雑さを覚えた。 でもどれだけ心に決めた人が居ても、 恋というのは突然、理性なんて無しに始まっちゃうもの。 どんな不幸な結果になっても、あたしは そんな恋愛をしてみたいと思う。 男と女。苦しくて幸福で難しすぎる関係だ。

 

初めて読んだのは高校2年の時。 すごく憧れ、早く大人になりたいと思った。涙ぐむくらい人を好きになりたいと思った。 そして、大学に入って、友達に貸したら、”気持ち悪くって、吐きそうになった”だとー。ぶってんじゃねーよ。 もちろんもう友達ではないよ。そして、25歳になって、遊び狂った昔を思い出し、切なくなる。だから、今でも一番好きな本です。

 

”相手の指のサイズを知らなかった男と、相手のファミリーネームを知らなかった女”っていう部分で なぜか悲しくなりました。電車で読んでいるのを忘れて、涙が出そうになりました。 でも、すごく羨ましいなぁ・・って思った。人間って悲しい恋をスパイスにしていきているんだと 実感させた本かもしれません。

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