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2001.5.24 / 15:08:49

結婚する時この本だけは引越しの荷物にいれませんでした。 っていうより、いれる事ができなかった。心に深く刻まれたから。 今でも作品の一場面を思い出すと胸が苦しくなってため息がでます。 この本に出会えて本当に良かった。いつの日かもう一度読みたいって思うけど、 また前の時みたいに途中で苦しくなって本を開くのが何日か後になるのかなあ〜なんて考えてます。 今は母になり少しは強くなったこの自分にまたトラッシュを読ませてあげたいって思う。 あんなに美しい小説は他には見たことないし、これからも出てくるかどうかわからないと思います

 

不完全な人達が好きだ。 だからこそ皆悩み、成長してゆく。 あたしはココが大好き。 決してカッコよくないあの可愛いココが好き。 彼女を、見守ってあげたいと思った。 穏やかに楽しく、生きていって欲しいって思った。 あたしはとても、彼女の気持ちが分かるような気がした。
物語的には、重いッスねー なんてゆか、読んでいて、 区切り区切りごとに、本を置いて、 それについて考えてしまうような感じ。 本の言葉に時には共感して、時には反発して。 ただの恋愛話で終わっていないこの小説が大好き。 ジェシーが居る事で、このオハナシは凄く違ってきていると思う。 とても、心に刺さった。

 

恋愛や人と人の関わり合いの中での「せつなさ」や「愛しさ」を 読む度に、生々しくリアルに思い出します。何度も何度も味わうことができる。 良い意味で、その味は変わっていくから。噛みごたえのある作品だと感じます。 アニマルロジックと、舞台をNYと、同じくしてるのにも関わらず、 二つの物語の世界はまるで違うのが不思議。こちらの方が湿気を含んでいる気がするのです。 切なくて、濃い霧が摩天楼にかかるような。それも夕暮れ時に。 話の中の、夏の描写、夕暮れの描写が特に好きです。

 

この物語は、一人の女ココがベットに手錠でつながれている所から物語が始まった。 そしてリックとココ、ジェシーの共同生活へと話が進んで行った。 読んでいるうちに私もリックと同様終りの見える恋愛話に躊躇した。 別れのつらさや刹那さを覚悟し第二部を開く。 こうなるであろうストーリーを予想していたにせよどうしてこんなにつらくなってしまうのだろう。 それが山田詠美マジックなのだろうか。 人間は今現在を楽しむため生きている。 その手段として人間は贅沢にも恋愛という方法を思いついた。 人間ってバカみたいにわざわざいろんなことを複雑にしてるね。 たしかにそのとおりかも知れない。 だけどそのバカなことにこそ意味があるのだということをこの作品を読みで改めて痛感させられた。

 

詠美さんのなかではわりと「重い」のではないでしょうか。 えぐりとるようなココとリックの愛情表現を読んでいると こんなふうに全身でひとを愛したことがあったかと、今までを 思い出していろいろ考えてしまいました。 その人自身の生きてきた道があるように、そのひとがもつ、 愛し方というのがあります。もどかしい想いをたくさんして、 変えていけないものだとわかる絶望と、そういう人を好きになってしまった ことを全部まるごと抱えてしまった痛みがたくさんつまってました。 気付く、ことでいつも終わりを迎えて、それでもまた同じようなことを 繰り返しながら人を好きになるんだと思います。

 

離婚したばかりの死にそうな時、最高に救ってくれた作品。 最低最悪だった結婚生活(ココとおんなじ)が、わたしにとってよい人生経験だったと思わせてくれた。 Thanks Amy.

 

「トラッシュ」を読むのはこれで二度目。まだ途中なんだけど
悲しいことに先日、彼と別れたばかり。
重ね合わせたりして読んでる。

重いけど、私はココの気持ちがよくわかる。ちょっと似ているような気がするから。
この本って、言葉で感想を言っちゃいけないような
そんな一冊だと思う。

またいい恋愛をしたいな・・・・

 

今日、読み終えた。
まだまだ、追いつかないなあ(当たり前なんだけれど)

難しかった。
これが、いつか理解できる日が来るんだろうな。

何か、雰囲気と断片を必死になってつかんでた。
「読む」というよりも、、、

 

『トラッシュ』は詠美さんの作品の中でもっとも大切にしてるものです。

人を愛することをこんなにも深く書いてある作品はどこにもない。
一生、大切にし続けたい。
一つ一つの文章にものすごく深いものがある。
もう何回読んだかわからない。

あたしは、一人の人と一緒にいるけど、
悩んだ時やつらい時は『トラッシュ』に助けられる。
いい人生を送りたい。

 

こんなにも、この小説の世界に夢中になってしまったのは、なぜだろう? 愛する、愛される、失う、去っていく、奪われる、信頼する、等の 人と人との関わりから生じる様々な曖昧な想いまでもが、文章によって明確に 綴られていて、読んでるうちにココと同じ気持ちで苦しくなり、そして 気持ちよくなっていた気がする。その時感じた感覚は忘れられない・・・ 数年前に、好きだった人を事故で失いました。 彼は確かに、私の中で静かに眠り続けていて、彼との事を思い出します・・・ ココの言葉で自分の中の霧が晴れたような、そんな気持ちを味わった。 でも、それは決して軽くなく、ずっしり。ひきづっていくべきものを見つけた感じ。 いろいろな事が積み重なって、今がある。 捨てることのできない思い出とともに、できた傷と付き合っていこうかな、と思えた1冊です。 今も支えにもなってる言葉や想いがこの物語にあふれています。

 

最も好きな作品。一人の男と別れることの過酷さを、ここまで描き尽くした文学作品を、わたしは知らない。 不思議なことに、この深い感動を誰かと共有したい、という気持ちにはならない。 私だけのものだと、本を抱きしめて独占したい。 この本は、エイミーを気取って、オフシーズンのサイパンのビーチで読み耽った。ピナコラーダを脇に置いて。 気に入った文章を、旅行の同伴者であった当時の彼に向けて朗読したり、 深夜のホテルで彼に隠れてこっそり読み続けたり… 「トラッシュ」の影響ではないと思うけど、この数ヶ月後、最も好きだった彼と別れた。 とにかくものすごい重厚感。

 

なんというか、わたしのなかでいちばん「重い」作品です。 鉛のように心に深く、ずっと沈んでいるような。 正直いって心に重すぎて、単純には「好き」とはいえない。 けれど本当に「人間」というものについて考えたり迷う時、そのすべてが凝縮されたようなココ、リック、ランディに 会わなければいけない気がし、心してページを開きます。 詠美さんの作品中で、わたしには「最終手段的作品」です。

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